• TOP
  • 工房ナビ
  • GEWとは
  • ライター一覧
  • GEW 購読申し込み
  • GEW 見本誌申し込み
  • 広告掲載について
  • 運営会社
  • 事業内容
  • 企業理念・ミッション
  • CEOメッセージ
  • 会社沿革
  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • お問い合わせ
  • ゴルフ業界求人
  • PGA会員専用求人
  • 月刊GEW9月号 市場活性化のためのインドアゴルフ活用術

    ハッシュタグ「桑木野 洋二」記事一覧

    <h2>ネット販売で人気継続中</h2> 「ゴルフ レーザー距離計」とシンプルなワードで検索をかけると必ず上位で目にする「EENOUR」のロゴ。ゴルフショップの店頭に並んでいる「主な」ブランドではないのに勢いがすごいな、と興味が湧いて初めてテストしたのが昨年5月だった。軽量、コンパクトのトレンドを押さえつつ、高機能でお手頃価格。コスパが高い、売れる要素が満載の機種で感心したものだ。 ブランド名の読みは「イーノウ」。 中国深圳を拠点とし、ポータブル電源やインバーター発電機を手掛ける経験豊富な大手企業である。 その「EENOUR」より、2025年モデルとして、プレミアムライン「SILLAID」からさらなる軽量、コンパクトを極めた「Mini」が発売されると聞き、早速コースでのテスト機会をもらった。 場所はおなじみの熊谷ゴルフクラブ。今回は永井延宏プロと動画の撮影を兼ねたテストラウンドだ。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/W7xEPl-lYKA?si=oDxXoNCVJGb4UA3U" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>小さいのに存在感大</h2> EENOUR SILLAID(イーノウ シライド)VM1,VM2は、黒と茶の2機種。ずいぶんと小さく(左右93x高さ57x幅35㎜)なった。いわゆるカードサイズである。本体のシボ加工された革が高級感を醸し出している。ボディ左下には「SILLAID」のロゴ。上には2本のステッチが入り洗練されたデザインだ。構えてみると手前がくぼんだ形状に加えてシボ加工された革が手になじむ。人間工学に基づいたグリップ機能に加え、とても軽く(重さ128g)片手でもすっと構えられる。軽量モデルの目安は150gと考えているので相当な軽さだ。また、ボディが左右対称の形状で左利きのゴルファーにも使いやすく設計されているそうだ。 VM1とVM2の最も大きな違いは、表示が黒文字のVM1、ベーシックなLCD画面である。一方、赤と緑の2色の表示でOLEDを使用するVM2が上級モデルとなる、価格も準じており、好みや予算で選べる。さらにそれぞれに黒と茶色があり、好きな方を選択できる。 筆者は赤緑表示のほうが好みだ。本体は、SILLAIDシリーズ特有の上質な雰囲気を醸し出している茶色のVM2をチョイスした。 10番ホール、411ヤード、PAR4。真っ直ぐで距離のあるミドルホールだ。早速、永井プロにEENOUR SILLAID VM2で目標物を計測してもらう。普段は男子プロらしく、米国ブランドの堅牢なタイプのレーザー距離計を長年使っているそうだ。 予想通りにVM2の小ささと軽さに驚く。おそらく普段使用のものの半分よりも軽いだろう。一方で、コンパクトなサイズと軽さは、本格派を長年使用したプロにとっては計測の際の不安材料になり得る。「正確に測れるのだろうか?」と。しかし実際にVM2を構えて目標物を狙い、計測ボタンを押した永井プロの表情は晴れやかだった。瞬時に測距完了。「なんか、凄いですね。明るくて見やすいし、この小ささであっという間に計測できました」 筆者の心配も杞憂に終わった。どんなに軽量、コンパクトで携帯しやすくてもラウンド中の使用に少しでもストレスを感じるならギアとしてのレーザー距離計の価値が半減してしまう。プロの第一印象をクリアした。 <h2>小さいのに機能が満載</h2> SILLAID VM1,VM2は高透過率のレンズを使用している。ファインダーを覗くと全体に明るく、色が鮮明で目標物を狙いやすい。丸い小さな枠の中に、目標物に向ける真ん中の丸いターゲットマークと十字。明るさを自動・手動で5段階調節できるのはありがたい。真ん中の下には距離表示が3段。競技対応の直線だけのモードにすると一番上の大きな距離表示のみになる。周りには小さなアイコンや文字を配置。6つの測定モード、状況を知らせるマークだ。 1)直線距離測定モード 2)ピンロックモード 3)スロープモード 4)3点間距離測定モード 5)水平、垂直距離測定モード 6)スピード測定モード 2つあるボタンの前のM(モード)ボタンを押すと順番に切り替わるので使い勝手はいい。1)は競技対応、2)のピンロック機能は計測ミスを防げるので使用頻度は高い。3)のスロープモードは高低差を加味して打つべき距離を教えてくれるので、普段のラウンドではデフォルトで良いと思う。4)の3点間距離測定モードは新しい付加価値。去年あたりから増えつつある、使用頻度は高くないが、セルフプレイが当たり前の昨今、あると便利な機能なのだ。試す機会が、3ホール目にやってきた。 <h2>3点間距離測定の使い方</h2> 12番ホール、358ヤード、PAR4.右ドッグのミドルホールだ。1打目の落とし場所付近から右に45度くらい曲がっている。 目標物となる大きな木が220ヤード付近のフェアウェイセンターにある。VM2で確認して放ったショットは、筆者は木の左手前、永井プロはショートカットし、はるか先の右側に着地。技量の差をまじまじと感じた。 自動運転のカート道は左サイドだった。筆者の2打目地点のすぐそばで停止。まさに4)の3点間距離測定モードに便利なシーンだ。筆者が2打目に向けての計測、クラブ選びのルーティーンの間に、永井プロが離れた位置にあるご自分のボールとピンまでの距離を測れるのだ。モードを切り替えると右上に三角形のアイコンが出る。直感的に3点間距離とわかるマークだ。まずピンフラッグを狙い計測ボタンを押すと3辺の一つが点滅。ピンまでの距離を計測。点滅している間に今度はボールを狙い計測する。すると離れた位置にあるボールからピンまでの距離が距離表示の一番上の大きく「128ヤード」と表示された。下の2段は立っている地点からの距離「145ヤード」とボールまでの距離「38ヤード」。その後移動してボール地点からピンフラッグまで直接計測した距離と1ヤードも差はなく、永井プロが驚いていた。 1ヤードなら誤差の範囲ですごいなと思ったものの、「うん?」と疑問。これは誤差の範囲ではなく小さなボールに向けて測定しているので誤差ではない。目標物を捉える計測上の差に違いない。このような理想的なシーンが頻繁にあるわけではないが、永井プロの「私たちプロがレッスンラウンドする時に、お客さんの距離を測るのに便利ですね。」という感想が印象的だった。思いがけない使い方がもっとありそうだ。 昨今、レーザー距離計は軽量、コンパクト化してきており、その小さなボディの中にさまざまな機能を入れ込んで差別化を図っている。今回の新製品も黒文字表示で2万円を切るお得価格のVM1と2色OLED採用と付加価値を高めて3万円強のVM2の2つをラインナップしている。この質感、高機能で2万円を切る価格はお得だと思う。それ以上に筆者はVM2の充実ぶりには感心させられた。ネット通販で売れていることを納得したテストラウンドだった。
    (公開)2025年03月12日
    浮谷社長との再会は「SURF&TURF」を地で行く千葉・鴨川のディテクト社の直営店に取材で訪問して以来だ。 遊び心満載の海の近くのインドア練習場。素敵な空間だった。まるで大人の秘密基地。5打席をフルに使って、全員で同じタイミングで打ってラウンドできる機能は、今後のシミュレーターの方向性を予感させるものだった。 さらにその前は、新国立競技場前のおしゃれなインドアスクール「神宮外苑サマディクラブ」。毎回の会場のチョイスに強いメッセージ性を感じていた。 そして今回、二木ゴルフ南浦和店にお邪魔した。なるほど今度は多くのゴルファーがクラブ選びをする最前線の店頭なのだ。これまでの経緯から、そのメッセージを推察しながら店舗へ向かった。 <img class="aligncenter size-full wp-image-66249" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/prizm1.jpg" alt="シミュレーションゴルフ最前線「ゴルフスイングベター プリズム プロ」" width="780" height="520" /> 到着すると、店舗の奥に案内された。そこには巨大なVIPルームのような特別な打席空間が広がっていた。普通のインドア練習場なら2打席は取るであろう、贅沢なスペースだ。壁際に目をやると、いま大人気の「PING G425」のウッド、アイアンのヘッドが各種、それに合わせて多数のシャフトが整然と並んでいた。 試打室というよりフィッティングルームと呼ぶのが相応しい雰囲気だ。聞いてみると実際に「PING専門のフィッティングルーム」として現在使用しているそうだ。 この充実した設備の肝として、ディテクト社の弾道解析機が使用されているということだろう。打席の先には、小型、軽量で持ち運びも可能な同社の弾道解析機「プリズム」の最新モデル「プリズムPRO」が装備されていた。 <img class="aligncenter size-full wp-image-66253" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/prizm5.jpg" alt="シミュレーションゴルフ最前線「ゴルフスイングベター プリズム プロ」" width="780" height="520" /> <h2>当たらないプレッシャー</h2> 準備もそこそこに、打席に立った。体をほぐすために7番アイアンを振る。 少しは体がほぐれたところで、「G425MAX」9.5度に純正のTOURシャフトを装着して振った。 当たらない。 市場では曲がらないドライバーと高く評価されているクラブで弱々しいスライスボールを連発してしまった。まずい。 普通に当たらなければデータ計測にもならないし、撮影にも使えない。焦る。嫌な汗が出た。 営業中の限られた時間の取材だから、余計に焦り、ますます当たらない。師走の忙しさでクラブを握るのは久しぶりだし、この一週間、首から右ひじにかけて少し痛みがあるし、プレゼン資料の作成で寝てないし、と言い訳ばかりが頭の中をぐるぐる回る。 スタッフと浮谷社長に申し訳ないと思いながら球数を重ねていった。悪いなりに何とか撮影が進むと、フェイスの3隅にポッチが付いたドライバーを手渡された。 これがあるとさらに詳しい情報が取れるようだ。そういえば、以前の取材のときにはフェイス面だけでなくクラウン側にもポッチが付いたドライバーで打ったことを思い出した。 <h2>飛躍的な進歩</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-66250" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/prizm2.jpg" alt="シミュレーションゴルフ最前線「ゴルフスイングベター プリズム プロ」" width="780" height="520" /> なかなか当たらずに苦労した計測データを見ながら、浮谷社長との対談を映像に収める。 お人柄そのままに柔らかい口調はとても話しやすく、撮影がスムーズに進行していく。最新の弾道解析機「ゴルフスイングベター プリズムPRO」の最大の特徴を聞いてみた。 これまで小型、軽量でありながら、秒間1000コマの高速度カメラを使用していた「プリズム」だが、「PRO」ではその1.5倍、一気に秒間1500コマまで性能が向上しているというのだ。すごい。元々のコマ数でも十分な数字なのにその1.5倍なのだ。 ボール初速、打ち出し角(上下、左右)、バックスピン量、サイドスピン量、キャリー、飛距離、左右のブレ、それにヘッドスピード、ミート率、欲しい情報はほとんどカバーされている。 実際にインパクト直前の写真を見るとヘッドの動きが鮮明でわかりやすい。撮影速度が1.5倍になっただけのことはある。 さらにフェイスの3隅にポッチをつけたドライバーのデータでは、ブロー角、クラブパス、フェースアングルが数字とともに残像に合わせたラインで細かくクラブヘッドの動きがわかる。 見事にインサイドからクラブヘッドが入っていた。さらに恐ろしいくらいのアッパーブローだった。ティーも普段より高く、マイクラブじゃないし、と言い訳のような納得材料ばかり探していたが、まさにこれがフィッティングにおいて大切な要素になってくるのかなと思った。インパクト直前のクラブヘッドの動きを可視化することは大切な判断材料になるのだ。 <h2>クラブ選びに欠かせない</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-66251" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/prizm3.jpg" alt="シミュレーションゴルフ最前線「ゴルフスイングベター プリズム プロ」" width="780" height="520" /> 使用したクラブは「PING G425MAX」。現代のドライバーの代表格であり、大きな慣性モーメントを追求している開発の方向性はトレンドをけん引しているクラブである。 昔の大型ヘッドは、上手く当たると飛ぶが、右に出てそのまま真っ直ぐ飛んで行ってしまうことが多かった。 正しくスクエアインパクトが出来ていないのだ。まさに筆者のインサイドからのヘッドの軌道のことだ。フェイスが正しく戻らず、右を向いたままでボールがそのまま右に飛び出していく。それを補うためというのも理由の一つであると筆者は考えるが、昨今のNEWモデルは同一コンセプトで3兄弟のシリーズ展開が多い。 ボールが曲がりにくい大きな慣性モーメントのドライバーはスクエアなインパクトが出来さえすれば真っ直ぐ飛んでいく。だからフィッティングして正しいインパクトを迎えられるヘッドとシャフトの組み合わせを探すのが最新モデルほど大切な要素の一つになっているのだと思う。 そのように考えると、ディテクト社の誇る弾道解析機「プリズム」は、ゴルファーと直接対峙するショップの店頭で、代えがたいパートナーとなっていることが予想できた。 店舗スタッフからは操作がシンプルで使いやすいとの評判も聞く。大型ヘッドの時代こそ、弾道解析機を上手に活用することが大切である。多くのゴルフクラブの販売店でディテクト社の「プリズム」が重宝されている理由が納得できた。信頼のおける打球解析機は、最新クラブ選びの大切な役割を担っているようだ。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/EdmImropd4E" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> &nbsp;
    (公開)2021年03月10日

    すべて読み込まれました。